親子の問題で悩んでいる人が、日本はものすごく多い感じがします。特に同居している場合は、過半数の家庭がそうなのではないでしょうか? みなさん、ご家庭の問題ということになると口が重く、「他人からはできるだけ触れられたくない話題」であるオーラを出し始めます。多くの人は「こんなんじゃいけない」「こんなハズじゃない」「よそのうちはちゃんとしているのに」と口をついて出てきます。お子様の側も同じです。うちの親はめんどくさい。自分で稼いだ金をどう使おうが勝手じゃん。と。

子どもにとって親は煙たいモノです。親に限らず、おっさんは日本中の嫌われ者です。年配者がおっさんというわけではなく、おっさん臭い人がおっさんなのです。女性でもおっさん臭い人がすごく増えてきました。おっさんはめんどくさいのです。めんどくさい人とかかわると、時間を奪われ、ポジティブな気持ちもヘコまされ、楽しい気分を台無しにされます。正直「死んでほしい」。

私たちは、何かにならなければいけないわけではありません。いい大学を出て、いい会社に入って、定年まで勤めて、部長ぐらいにはなれて、退職金を3000万円くらいもらって、退職と同時に年金生活に入って、年金は月に30万円くらいもらえて、という、夢のような時代は25年近く前に崩れました。いい大学を出てもいい就職がない時代になってから、もう四半世紀たちますよ。

何がいい就職なのかも全くわかりませんね。バブルの時代の人気企業100で残っている会社がどのくらいあるでしょうか? バブルの時代に売られていた雑誌はどのくらい残っているでしょうか? 今や朝日新聞が400万部を割り込む時代です。新聞を読むのは60歳以上の人ばかりになりました。最近はコンビニでも新聞を置かないところがありますが、そんなことも誰も気に留めないほど、新聞信仰は消え失せました。そして新聞の投稿欄は高齢者と子供だけです。

他人がどうであってもいいじゃないですか。子供に自分の人生や自分のあこがれた人生を歩ませる必要はあるんですか? ドラマや映画のように生きてほしいですか? 人生にハッピーエンドはあるんですか? ハッピーエンドであれば、それまでの2万日が苦しくてもいいのですか? 良く考えてみてください。そして、脳を柔らかく考えましょう。どんな人でも今を幸せと感じることはできるはずなのです。

夢を見るな、とは言いません。そんなこと言う権利は誰にもありません。夢はとても大切です。ただ夢には努力して実現する夢と、いくら努力してもかなわない夢があります。特に他人が関与する夢というのは難しいことがあります。大きな夢を見ることも大切。でも小さな夢を、毎月のように毎日のように実現させることがとても大切です。他人から見たらそんなの夢かよ、と笑われるかも、ということは気にしないでください。

生まれつき足が不自由な人には、普通に歩くことでさえとてつもなく大きな夢です。障碍者であった私は、ふつうに生きることがどれだけ大変なことかがわかります。同居している家族が、あれもできない、これもしない、どうしようもない、とこぼす人がいますが、何様なんだと。代わりにやってあげればいいじゃないかと。そしてそれができる自分てなんてすばらしいんだろう、でいいじゃありませんか?

人には役割があります。今できなくともいつかできるようになるかもしれません。一生できないかもしれません。しかし、誰もが幸せに生きる権利があります。同居している家族が不満なのは当たり前です。家族といっても他人ですから。集団生活というのは耐えがたいものなのです。ですが、良いところも必ずあるはずなのです。自分の不幸を他人におしつけるのでなく、自分の人生を生きましょう。

いやいや、それはちょっと、難しい、ということでしたらご連絡ください。相談に乗りますよ。